【接客応対 ~知らないと難聴ではないあなたが損をする 加齢性難聴~】
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どんな商品からでも、サービスからでも、必ず何らかの音が発生しています。人間は、意識する、しないに関わらず、それらの音によって感情を動かされ、感性を刺激されているのです。
お客様の感性に訴え、感情の動きを把握しなければ、売れる商品、サービスを開発することはできません。
オトデザイナーズの聴覚心理に基づいた音の分析は、従来式の単なる音響物理解析ではありません。人間の聴覚心理に基づいているので、お客様の感性や感情に寄り添った活きたデータが得られる分析手法なのです。
さらに、オトデザイナーズが行った世界に類を見ない規模の「好きな音、嫌いな音に関する10,000人ネット調査」の結果と併せて用いることによって、その効果は倍増です!
<日本人が好きな音(10,000人ネット調査結果の一例)>
オトデザイナーズの分析手法やデータは、「奇跡の地球物語 京都~音が彩る風景~(テレビ朝日)」(2013/10/13放送)でも紹介されました。
音は空気の波です。音色によって、その波の形は様々に変化します。高い音、低い音、大きい音、小さい音・・・1つの音は、様々な周波数の音が混じり合って出来ています。
周波数というのは、簡単に言うと、音の高さ(トーン)のことです。この世にある音、人間の声、色んな物音などは、全て、色んな周波数の音が混ざって出来ているのです。私たちが音の違いを感じる、例えば、言葉を聞き分けたり、楽器の音色を感じたりできるのは、要は、
どの周波数の音が、どの程度の強さで混ざっているか?
を感じているのです。耳の穴の中の鼓膜の、その奥にある内耳というカタツムリみたいな形をした器官が、耳に入って来た音に含まれる周波数の強さを分析し、その結果を脳に送っているのです。
オトデザイナーズ が以前に行った10000人規模のアンケート調査で「好きな音」のNo.1だった「川のせせらぎの音」を,まずは一般的に良く使われるFFT(フーリエ変換)という手法で分析してみましょう。
横軸が時間の経過を表し、縦軸は周波数を表しています。色が赤に近づくほど、エネルギーが強くなっています。
低い周波数のあたりに、一定の強いエネルギーがあり(水色の囲み)ます。1000Hzくらい(紫の囲み)と、さらに高い4000Hz~5000Hzあたり(赤の囲み)のエネルギーは、時間の経過に応じて、出たり、消えたりしています。
これはあくまで、物理的に、その音の成分を調べたに過ぎません。音響分析を行っている研究機関や企業さんの多くは、この結果しか見ません。だから、例えば、商品設計に音の心理的な作用を活かそうとしてもなかなか売れる商品にならないんです。
オトデザイナーズは、聴覚心理を得意としていますので、このような物理的な分析だけでは終わらせません!
↓は聴覚のエキサイテーションパターン(聴神経興奮パターン)と呼ばれる図です。人間の内耳が行っている、音の周波数分析の様子に極めて近い状態で分析した結果です。
簡単に言うと、人間は、耳で受けた音を、内耳でこのような形にして脳に送っていると言えるでしょう。
FFTの結果とは全然違いますね!人間には、4000Hz~5000Hzくらいの高い周波数成分が、とても強く感じられているようです。縦じまが綺麗に見えるということは、この成分が、時間の経過に応じて、心地良く出たり消えたりしているということです。FFT分析では分かりませんでしたが、とても特徴的な周波数成分の変化特性があるようです。
このような、聴覚心理的な音の分析結果は、その音が人間の感覚や感情に及ぼす影響を予想しやすいので、新しい商品やサービスの開発に直接的に利用できるのです。
オトデザイナーズのブログには、様々な商品の音の分析例を掲載しています。 マウスのクリック音 おせんべい 洗濯機 コップに氷が当たる音 ボールペンのノック音
オトデザイナーズでは、例えば対象商品が食品の場合は、上のような分析に加えて骨伝導音の分析なども行います。
さらに、お客様の感性やイメージと上記のような分析結果を併せて、具体的な商品やサービスの企画、開発をするために、日本人の感性を最も良く表す「オノマトペ」を用いた調査も行います。
もちろん、開発時の音響技術に関する技術サポートや開発支援、成果物の聴覚心理分析などなど、最初から最後まで、新たな価値を創造するお手伝いをいたします!