高齢のお客様に対して、どうせ年寄りだからという、相手をなめた気持ちがあると、お客さんは徐々に離れて行きます。つまり、高齢者のコミュニケーションに関する基礎知識とスキルを持っていないと、気付かないうちに高齢顧客がいなくなってしまうということですね。
最近は、色んなところから、高齢顧客対応に関する講演の依頼を頂いています。そんな講演会で、高齢者のコミュニケーションに関する基礎知識とスキルの必要性を説くと、参加者のほとんどが、
うん、うん、そうだ、そうだ!
と言ってくださいます。
そして、手前味噌になってしまいますが、私の講演に対する参加者アンケートでは、いつもとても高い評価を頂いています。
でも、日本の多くの企業さんは、私の話に同意し、納得するだけで終わってしまっているのが現状です。
具体的なアクションになっていない企業さんが大部分ですね。
日本企業の多くでは、高齢顧客対応に関しては、まだまだ危機感が足りないようです。残念ではありますが、それが現状です。
そう言いながらも、
他がやる前に始めて差をつけよう!
という企業さんも増えてきました。
そういった企業さんで講習などをさせて頂くと、より良い高齢顧客対応への熱い気持ち
が伝わってきます。
現場が燃えていますね~!
そして、そういった企業さんでは、必ず業績として結果が出ています。
勇気を出して具体的に歩き出せば、必ず結果が出る。それが、今の日本における、高齢顧客対応の最前線の状況です。
先に始めた者の勝ちなのです。
(2015.4.2)